【野球】「LRP」って何?あの有名選手もやってるポジションを解説!

野球にはたくさんのポジションがありますが、「LRP」って聞いたことはありますか?実は試合でとっても大事な役割をしているピッチャーのことなんです!

この記事を読めば、LRPがどんなポジションか、どんな選手がいるのかがわかります!

記事のポイント

  • LRPは、試合の中盤から終盤にかけて、ピンチの場面やリードを守りたい場面で登板するピッチャーのことです。
  • LRPは、短いイニングを全力で投げるのが仕事です!すごい球を投げる選手が多いんです。
  • 有名なあの選手も、実はLRPとして活躍していることがあるんですよ!
目次

野球の「LRP」ってどんなピッチャー?役割を徹底解説!

LRPってどういう意味?何の略?

LRPは、”Long Relief Pitcher”(ロング リリーフ ピッチャー)の略です。これは、英語で「長いイニングを投げるリリーフピッチャー」という意味になります。野球では先発ピッチャーが試合の最初から投げますが、調子が悪かったり、怪我をしてしまったりして、途中で交代することがありますよね。その後に登板するピッチャーをリリーフピッチャーと呼びます。LRPは、そのリリーフピッチャーの中でも、特に長いイニングを投げる役割を任されることが多いんです。例えば、2イニング、3イニング、時にはそれ以上投げることもあります。先発ピッチャーが早い回に降板してしまった場合、試合の後半まで長いイニングを投げられるLRPがいると、チームはとても助かります。

LRPのピッチャーはどんな時に出てくる?

LRPのピッチャーは様々な場面で登板します。最も多いのは、先発ピッチャーが早い回で崩れてしまった時です。例えば、先発ピッチャーが2回や3回で大量失点してしまった場合、すぐにLRPが投入されることがあります。これは試合を立て直し、逆転のチャンスを残すためです。また、同点や僅差でリードしている場面で相手の攻撃を確実に抑えたい時にもLRPの出番です。相手チームに流れが行きそうな時、LRPがピシャリと抑えることで、チームに勢いをもたらすことができます。さらに、大量リードしている場面で、他のリリーフピッチャーを休ませるためにLRPが登板することもあります。これは連戦が続く場合など、他のリリーフピッチャーの疲労を考慮して、LRPに長いイニングを任せるという戦略です。

LRPのピッチャーはどんな球を投げる?

LRPのピッチャーは短いイニングを全力で投げるため、球速が速いストレートや、打者のタイミングを外す鋭い変化球を武器にしていることが多いです。例えば、150キロを超えるストレートを投げるピッチャーや、大きく曲がるカーブ、鋭く落ちるフォークボールなどを駆使して、三振を奪ったり、ゴロを打たせたりします。これは、LRPが登板する場面が、ピンチや僅差のリードを守る場面など、1点もやれない状況が多いからです。そのため、確実にアウトを取れるような、質の高いボールを投げる必要があるんです。また、LRPは連投することもあるため、スタミナも重要になります。短いイニングを全力で投げられる体力と、それを連日続けられるタフさが求められるポジションです。

野球の「LRP」と他のピッチャーの役割の違いは何?

先発ピッチャーとの違いは何?

先発ピッチャーとLRPの最も大きな違いは投げるイニング数と、試合のどのタイミングで投げるかです。先発ピッチャーは試合の最初から投げ始め、できるだけ長いイニングを投げることを目標にします。通常は、5イニング以上、場合によっては7イニングや8イニングを投げることもあります。一方、LRPは試合の途中から登板し、1イニングから数イニングを全力で抑えるのが役割です。先発ピッチャーは長いイニングを投げるために、ペース配分を考えながら投球しますが、LRPは短いイニングを全力で投げるため、最初から飛ばしていくことができます。

中継ぎピッチャー(MR)との違いは何?

中継ぎピッチャー(MR)は先発ピッチャーとクローザーの間をつなぐピッチャーの総称です。LRPはその中継ぎピッチャーの中でも、特に長いイニングを投げる役割を担うピッチャーを指します。例えば、1イニングだけ投げる中継ぎピッチャーもいれば、2イニング以上投げる中継ぎピッチャーもいます。LRPは後者の比較的長いイニングを投げるピッチャーのことです。中継ぎピッチャーは様々な状況で登板しますが、LRPは先発ピッチャーが早い回に降板した場合や、ビハインドの場面で点差を詰められたくない場合など、より長いイニングを任されることが多いです。

セットアッパー、クローザー(CP)との違いは何?

セットアッパーとクローザーは、どちらも勝ち試合の終盤に登板するピッチャーですが、投げるイニングと役割が異なります。セットアッパーは、主に8回に登板し、クローザーに繋ぐ役割を担います。クローザーは、試合の最後の9回(または延長戦の最終回)に登板し、チームの勝利を締めくくる役割を担います。一方、LRPはこれらのピッチャーよりも前のイニング、例えば5回や6回、7回などに登板することが多いです。セットアッパーやクローザーは1イニングを全力で抑えることが求められますが、LRPは場合によっては2イニング以上投げることもあります。

野球の「LRP」まとめ:勝利に欠かせない大事なポジション!

LRPは、野球において、縁の下の力持ちのような存在です。先発ピッチャーが崩れてしまった試合を立て直したり、僅差のリードを守り切ったり、大量リードの場面で他のリリーフピッチャーを休ませたりと、様々な役割をこなします。LRPの活躍は、チームの勝利に大きく貢献します。彼らの投球がなければ、チームは多くの試合を落としていたかもしれません。LRPは目立たないポジションかもしれませんが、試合の流れを左右する非常に重要な役割を担っているんです。LRPの選手に注目することで、野球観戦がより深く、面白くなること間違いなしです!ぜひ、LRPの選手の活躍に注目してみてください!

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